2005-04-01 第162回国会 衆議院 法務委員会 第9号
そのほかに、多摩少年院、山口少年鑑別所、愛光女子学園、関東医療少年院の四カ所の少年施設を視察させていただきました。 それぞれの視察の中でもいろいろな感想を持ってまいりましたけれども、中でも刑務所では、本当に厳しい、過剰な収容状態にある。一一八%、それをどのようにしていくのかという大きな悩みがございました。
そのほかに、多摩少年院、山口少年鑑別所、愛光女子学園、関東医療少年院の四カ所の少年施設を視察させていただきました。 それぞれの視察の中でもいろいろな感想を持ってまいりましたけれども、中でも刑務所では、本当に厳しい、過剰な収容状態にある。一一八%、それをどのようにしていくのかという大きな悩みがございました。
瞬間に私は淺沼稻次郎のあの山口少年を思い出したんですが、こういったような現状に対して警察庁としてはどういう態勢というんですかね、把握をして対処しておるのか、それが一つ。それから、実態はどうなっておるのか。それから三つ目に、資金源は一体どこにあるのか。それを警察庁としてどうとらえているのか。 この三つをちょっとお答えいただきたいと思うんです。
調査の対象は、広島高等裁判所、同地方裁判所、同家庭裁判所、広島高等検察庁、同地方検察庁、広島法務局、広島矯正管区、中国地方更生保護委員会、広島入国管理事務所、岩国少年刑務所、山口地方裁判所、同家庭裁判所、山口地方検察庁、山口地方法務局、山口刑務所、山口少年鑑別所及び山口保護観察所であります。 調査に当たり、現地の各関係機関から懇切な御協力をいただきました。
私どもは、この法律が、今、早川議員からも申し上げましたように、反社会的の行為に対して、これを抑制していこうという趣旨のもとに立案いたしましたその過程において、はっきり申し上げまするならば、たとえば山口少年が浅沼稲次郎氏を刺殺した。さらに小森少年が嶋中邸における殺傷事件を実行した。
だから、これに対しては刑法でも取り締まれるし、さらには特に今度は山口少年のような十七才、こういうのは青少年に対するいろいろな教化、指導、こういうところがら考えていかなければならない問題も多々あるのではないか。私は、猪俣さんがおっしゃるように、三党一致してテロという問題だけを排除するという法案がここでできるならば、あえて反対いたしません。
○安井国務大臣 私は、淺沼委員長を刺殺いたしました山口少年というのは、最近連続して起こっております政治的テロ犯というものの中では一番純右翼的な思想に近いのじゃないかという感じがいたしております。
これらのティーン・エージャーのうち、右翼思想にかぶれた者が実に山口二矢少年であり、小森少年でありまして、従って、こんな社会の状態が続いたならば、幾人の山口少年、小森少年が出現するか、予断を許さぬものがあると私は思うのでございます。 しからば、一体なぜ少年たちをして暴力行為を平気の平左でやらせておるのかということについて、私は深く反省をいたしてみたいと思うのでございます。
そこでこの四つの要件を調べました場合に、たとえば嶋中事件の小森少年であるとか、あるいは浅沼事件の山口少年というものは、この虞犯少年に値しておったのではないか、結果的にその原因あるいは経過等をいろいろなもので読み聞きいたしますと、これは虞犯少年ではなかったかと思うのでございますが、これに対して事前に警察は虞犯少年という烙印を押されておったのであろうか、どうだろうかということについてお尋ねいたします。
○三輪政府委員 一人一殺をほんとうに考えております者が、人の命は断ちましても自分の命は助かるのだと思っている者も、中にはあるかもしれませんけれども、この前の山口少年の例、その他そういった言動等から見ましても、自分は犠牲になるのだということでありまして、自分の命が国法によって断たれることはない、そういうけい感じでそういうことを考えているというふうには通常見られない場合が多いのでございます。
○竹内政府委員 山口少年につきましては、御承知のように自殺をしましたので、これは打ち切らざるを得なくなったわけでございまするが、この山口少年が属しておりました愛国党、それから脱退後山口少年が一部の者と別の団体を作って活動しておったという団体、あるいはそれの知友の者等につきまして捜査をいたしたのでございまして、その種の団体の捜査の過程において知り得ました資金の点について調べたわけでございますが、出した
その中身を要約いたしますと、淺沼を刺殺した山口少年は、国民の公憤を代表したものである、それから「風流夢譚」の小森少年は、日本人の義憤を代表したものである、こういうようにこれを賞賛して、卑怯者は国会議員であり、新聞記者であり、自称文化人である。こういう印刷の手紙です。
○太田委員 たとえば、山口少年とY少年でしょうか、その何かをそんたくをして書いておるのだと思うのですが、しかし、はたしてわれわれは勝ったのだろうかと自己反省をして、これは勝ったのじゃない、国会のまわりにおいて、お金をもらって、そうして学者をなぐったり、左翼の者をなぐったりするだけでは、何も警官と変わらぬじゃないか。そこで、さて可能ならば、クーデターをやろうということになっている。そうですね。
しかるに、それからわずかに三カ月、政治テロは言論に対するテロにまで発展し、問題の中央公論の編集とは直接何らの関係もない無防備の女性二人までもが、山口少年と年令も同じ愛国党員の少年の手で殺傷されるに至りました。この事実は、あげて池田内閣の重大な責任といわなければなりません。
その途上におきまして、御承知のような、山口少年の自殺等の問題が起きましたことはまことに遺憾でございまして、この点につきましての関係職員の責任については、それぞれ適当な処置を講じてございます。なお、この事件につきましても、今もなお捜査を継続中でございまして、調査の経過の状況に従いまして、また御発表申し上げる時期もくるかとも存じます。これが第一の御質問に対してのお答えであります。
なお、事件のあらましを申し上げますと、淺沼委員長暗殺事件といたしましては山口少年の殺人事件、これは内容等私がここでるる申し上げるまでもなく、はっきりしておるのでございまして、これは刑法第百九十九条の殺人罪で取り調べをいたしました。十月十二日に逮捕いたしましてから、警視庁並びに東京地検が鋭意捜査をしたのでございます。
○竹内政府委員 なるほど事件が発生いたしましてから一カ月以上たっておるのでございますけれども、そして山口少年が思いがけないことで自殺を遂げてしまった今日になりまして、捜査の範囲がせばめられて非常に困難になって参りましたことは事実でございますけれども、背後関係の糾明ということになりますと、山口少年が自殺をしたからといって背後関係の糾明をやめなければならぬ筋合いのものではございませんので、私どもとしては
○竹内政府委員 山口少年みずからの犯行、殺人の罪につきましては、被疑者死亡ということで事件は終結せざるを得ないわけでございますが、一般に疑惑をもって見られておりましたように、山口少年が単独でこの犯行に及んだかどうか。
それから今、経理支出に関する質問であるから、私は深くは追及して参りませんが、参考に一点ここで承りたいことは、さっきの警察庁長官の答弁から、山口少年の国民葬に行った場合の香典の事実は一つのまたおとり捜査の一種だと思います。まあ、その是非は論じません、決算委員会だから。
一体、警備警察の捜査費からお役人に対するみやげ品代を出したり、あるいはその接待をしたときの花代を支出したり、あるいはその捜査費から山口少年のお葬式のような場合には香典を出すという、こういう経費の支出の仕方は適当とお考えになられますか、どうですか。どういうお考えを持たれますか、お答え願います。
○矢嶋三義君 じゃ警察庁長官にもう一つ伺って、関係者にお答えいただきますけれども、新聞に報じられておりますが、山口少年の国民葬に警備の方が参列されるときに、捜査費から香典を出されたということが伝えられているのですが、これは事実かどうかお答え願います。
山口少年の自殺事件はちょうど総選挙の最中であったかと思います。新聞紙上を通じて理解した程度でございますが、この自殺の真因と申しますか、原因については、捜査当局あるいは鑑別所でありましたかで調査されておると思いますけれども、外部から何らかの強制、圧力が加わって山口少年を自殺に追いやったというような事実がなかったかどうか、その点について一つお尋ねしたいと思います。
○説明員(竹内壽平君) 私から御答弁申し上げるのは適当かどうかわかりませんが、お尋ねの通り山口少年に対しましては、昨年の十二月、それより以前に犯しました数件の罪につきまして、家庭裁判所において保護観察の決定がございました。由来法務省所管の保護観察所におきまして、特に適当なる保護司を選びまして、保護観察に付しておった、その観察期間中にあの犯行が行なわれたというわけであります。
○赤松常子君 ちょっと私簡単に鑑別所長さんにお尋ねしたいのでございますが、あの山口少年事件のあと、たしかあなた様でしたか、新聞に御発表の意見の中に、今度の事件で、教官の不足を非常に言っておられたのですが、教官の数の不足ですね、これはその後どういうふうになっているのでございましょうか、今あなたのおっしゃった中にもやはりずっと山口少年を見張りしておけばよかったとおっしゃるのですが、それは教官が不足だからそういうことができなかったのでございましょうとも
そのうちの一つとして、少年法の再検討、年令低下に関する問題を検討されなければなりませんし、山口少年の自殺に関連して少年鑑別所のあり方ということも検討すべきだと考えます。
○説明員(大沢一郎君) 山口少年が観護措置決定によりまして東京鑑別書で収容中に自殺をするに至らしめたことは、まことに残念なことでありまして、われわれも、ただいま御指摘になりましたように、捜査に障害を与えたという点で、きわめて遺憾に存じている次第でございます。
○坂本昭君 私の質問とちょっと的がはずれておりますが、たとえば少年鑑別所でこの間自殺をしたと伝えられている山口少年の件、あの死体検案は一体だれがやったのですか。死亡診断書は一体どうなっておりますか。これもその外部所見だけできめたのではないのですか。東京都の鑑察医務員の医師は一体だれがやったのですか。これは非常に重大な関係があります。
○説明員(竹内壽平君) 検事がいわゆる司法解剖をいたします場合には、その変死体が何らかの犯罪と関係があるのじゃないかという疑いのある場合でございまして、山口少年でございますか、問題の少年の場合には、専門家の意見等によりまして縊死であるということで明確であったという判断のもとに、あえて死体解剖をしなかったのでございます。
今、坂本委員からお尋ねになっている山口少年に関することは、これは非常に重要なことと思います。しかし、いずれ亀田委員から浅沼事件についていろいろ御質問があろうと思いますし、私どももそれに関連して質問いたしたいと思っておりますので、これに関することは浅沼事件にお回しを願ったらどうかと思います。
この山口少年のごときが出まして、しかもこれが家庭裁に付せられ、保護観察に付せられておりながら人を刺殺するということをやっている。ですから家庭裁判、保護観察というものは一体何をやっているかわけがわからぬということになるわけですが、これに対して抜本的な対策をとらぬと非常に社会を茶毒することになると思う。あなたの総理大臣としての御方針を承りたいと思う。
○猪俣委員 そこで今度は、まあテロ対策と申しますか、それについてお尋ねいたしたいと思いますが、一人一殺主義を公然と唱える団体、山口少年の行為を讃美する徒輩、こういう集団、この間テレビなんかでも実に驚くべきことを放言いたしておりますが、こういう集団なり個人に対して、破壊活動防止法が考慮されるのじゃないか。
○渡海委員 山口少年の観察につきましては、これはすでに保護観察に付せられておった。この観察制度に誤りがなかったかどうかということについては、午前中の質問がございましたので抜かしていただきたいと思いますが、今のような処置をしておられて、今までに右翼の不法事犯を事前に防止し得たというような事例があったのですか、もし事例がありましたらお知らせ賜わりたいと思います。
あるいは最近日教組に対する、これは他の委員の質疑もあるでしょうから私は多くを申し上げませんが、これに対する発言にいたしましても、だから山口少年のごときは小林委員長をマークして殺害しようとしたのは、あなたの発言と無関係じゃないと思う。 もう一言具体的なことですが、たとえば教育基本法を改正する、憲法は押しつけられた、(「文教委員会で頼みたいな」と呼ぶ者あり)ちょっと待って下さい。